内灘町 UCHINADA TOWN
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最終更新日時 2012年10月31日(水曜日) 21時22分コンテンツID 4-2-8812-4110

平成21年度第1回 地下水採取規制審議会

情報の発信元 住民課  行政棟1階

 平成21年度第1回内灘町地下水採取規制審議会が、次のとおり開催されました。

日時 平成21年10月15日(木) 午後3時〜

場所 内灘町役場 3階 301会議室

出席者
・ 委員 7名
・ 事務局 5名
・ コンサルタント (株)利水社
≪欠席者≫
・ 3名

1.開会

2.委嘱状の交付と町長のあいさつ

3.会長の選任
 会長は北野氏、会長職務代理は島田氏に決定した。

 事務局から、審議会の規則、地下水採取の規制に関する条例について説明を行った。

4.議件

(1)井戸設置許可申請に係る諮問事項
(2)その他

 事務局から、資料をもとに申請内容等の説明を行った。

≪主な質問と回答≫
(1)井戸設置許可申請に係る諮問事項
委員今回の井戸による揚水で塩水化の影響はないのか。
事務局第一帯水層、第二帯水層の浅い部分は塩水化による影響が懸念されるが、申請された井戸は第三帯水層の深い部分であり、影響はほとんどないといえる。
委員シミュレーション結果によると、地盤沈下による影響はD判定となっているが、井戸を設置しても大丈夫なのか。
事務局地盤沈下による影響の判定は、申請井戸位置ではなく、内灘中学水準点である。E判定は不可であるが、今回のD判定は条件をつけることによって許可できると判断した。
委員シミュレーション結果の地盤変動の経年変化のグラフでは、予測2年目が最大で、予測7年目になると変化が緩やかになるのはなぜか。
事務局予測2年目のデータは昭和59年豪雪時のものを基礎としており、従って、7年目は平成元年のデータが基になっている。
近年は降雪量が少ないため、予測2年目のような地盤沈下の発生の可能性は低いといえる。
会長その他ご意見等がないようなので、シミュレーションどおり条件付き許可とする。

(2)その他
委員向粟崎3・4丁目の融雪装置は、稼働時間が長いため水位が下がって水が出なくなっているのではないか。
事務局地下水位の観測データからは、水位の低下は見られない。したがって、管の目詰まりやサビ等が原因だと考える。
事務局融雪装置によっては、交互散水で稼動しているものもあり、水位低下が原因だとはいえない。
委員井戸が古くなっているため、ストレーナーが劣化している。現在、揚水管の中に新たな管を入れるなどして井戸の再生を図っている。
委員家庭用の井戸は何本ぐらいあるのか。
事務局平成元年のアンケート調査によると400本程度あるとのこと。現在調査は行われていないが300本程度使用されていると考えられる。
委員自宅に井戸を設置する場合、許可は必要なのか。
事務局「内灘町地下水採取の規制に関する条例」の井戸の定義にあてはまらない場合、許可は必要としない。
委員許可を必要としない浅い井戸を多く設置すると、枯渇や地盤沈下などの影響はあるのか。
コンサルタント一度に多量の地下水が使用されると、水位が低下し、取水できない箇所が発生するかもしれない。地盤沈下の不安もある。
委員現在、上水道の何割程度が地下水を利用しているのか。
委員減少傾向にあり全体の1割を切っている。向陽台地区のみ地下水を利用している。
委員水道水と地下水では味の違いがあり、地下水の水はおいしい。
事務局水道水には塩素が含まれているため、カルキ臭が多少気になるかもしれないが、上水を使用してほしい。地下水を飲用水として利用する場合は、法律に基づいて年1回以上の検査が義務付けられている。
事務局今後の審議会の開催を考慮し、希望があれば勉強会を開きたい。
会長年度末くらいに1度勉強会をするのも良いかもしれない。
以上、質問がないようですので、本日はこれにて閉会します。

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