平成22年度第3回内灘町地球温暖化対策地域協議会が、下記のとおり開催されました。
1.日 時 平成22年9月22日(水) 13時30分〜15時00分
2.場 所 内灘町役場 4階 408会議室
3.出席者 委員13名、事務局4名、コンサルタント3名
4.議事内容
(1)開会(会長)
(2)連絡事項
1)内灘町の取り組みによる省エネ効果(説明:事務局)
2)オール電化によるCO2削減効果(説明:委員)
3)温室効果ガス排出量の将来推計の見直し結果(説明:事務局)
4)質疑応答
・オール電化によるCO2削減効果について
Q(会長)
熱源併用の場合、FF式石油温風機と床暖房のエネルギー消費量はどれくらい違うのか?
A(委員)
使用熱量を同じと考えて、評価しているため、計算上、両者は変わらない。個人的には、床暖房とエアコンの組み合わせが良いと考えている。
Q(委員)
省エネのコツはあるのか?
A(委員)
空間を狭くし、扇風機などで熱対流を作るのが効果的ではないかと考えている。
・温室効果ガス排出量の将来推計の見直し結果について
Q(委員)
金沢市では大学生等に住民票を移すよう呼びかけることによって、金沢市の人口を増やそうとしている。内灘町では大学生などの住民票の所在を把握しているのか?
A(事務局)
現時点では把握していないが、今年行われる国勢調査で把握することができる。
Q(委員)
内灘町として、人口を増やす施策はあるのか?
A(事務局)
現在、町内からの転出防止、町外からの若い世代の定住を重点施策としており、定住促進奨励金制度を展開している。
(委員)
内灘町の人口増加のため、学生などに住民票を移してもらうなど、町として考えていただきたい。
(会長)
内灘町では、住民票を移していないような学生人口も多いと思われるため、この分の二酸化炭素排出量を把握しておくことも重要である。
(3)議事
1)計画の基本理念及び基本方針について(説明:事務局)
2)計画目標について(説明:事務局)
3)温室効果ガス排出抑制対策、施策の方向性について(説明:事務局)
4)質疑応答
・計画目標について
Q(委員)
内灘町の事務・事業編で設定している削減目標は2014年度までに2005年度比−8%であるが、今回の実行計画での削減目標の2020年度までに2008年度比−18%との関係は?
A(コンサルタント)
事務・事業編とは内灘町の事務事業のみを対象としており、今回の実行計画は内灘町全域を対象としている。従って、−8%は−18%に含まれる。
Q(委員)
施策の中では町民、事業者、行政と役割分担されている。つまり、行政での施策が−8%に結びつき、町民、事業者、行政の三者の目標が−18%になるとの理解で良いのか?
A(コンサルタント)
その通りである。
Q(委員)
「町内に流入又は町内を通過する車等の交通に関連する活動を対象とする」としているが、これは必要なのか?
Q(会長)
この分は、内灘町の温室効果ガスの積上げに含まれているのか?
A(コンサルタント)
町内流入及び町内通過分は、現状の積上げ及び将来推計には含まれていないが、今後の温室効果ガス削減施策の対象にしたらどうか、という提案である。
Q(委員)
流入や通過車両について、費用をかけてまで考える必要があるのか?
A(事務局)
見直したい。
Q(会長)
宿題形式で委員全員に削減施策を考えていただくということである。ここで出された意見は町の施策に反映されるという理解でよろしいか?
A(事務局)
反映する計画である。宿題は10月20日に提出していただきたい。
Q(委員)
「(仮称)うちなだ環境マナー」とは、具体化されているのか?
A(事務局)
まだ具体化されていない。これから考えていきたい。
Q(委員)
「内灘町エコシップ推進地域協議会(仮称)」は、既に立ち上がっているのか?
A(事務局)
昨年、石川県の地域版環境ISOを大根布公民館と白帆台公民館が取得しており、それぞれの地域で地区協議会を立ち上げていただきたいと考えている。また、実行計画策定後、本協議会をエコシップ協議会に移行したい。
(4)閉会(事務局)
[関連リンク]
あのエコ、このエコ、大集合。
[関連書類] ※ダウンロードできます。
第3回資料@
第3回資料A
第3回資料B
[暮らしの分類]
環境,
各種計画,
地球温暖化対策地域協議会