友好姉妹都市
羽幌内灘
苫前町の北東に接し、留萌支庁のほぼ中央部に位置する農漁村。日本海に浮かぶ天売・焼尻の両島も町域内に含まれ、近年は離島ブームで、観光的にも脚光を浴びている。
明治30年苫前村から分離して羽幌村戸長役場を設置し、同34年初山別山を分離して、大正10年町制を施行しました。
昭和30年天売村を、同34年焼尻村を編入して現在の町域を確定しました。町域は元禄年間(1688-1704)松前藩が金堀奉行を派遣して砂金採集にあたったという記録があり、また天明年間(1781-89)には天売・焼尻に松前藩の場所がおかれ、ニシン漁が行われていました。明治に入ってからは、ニシン漁・捕鯨が行われて活況を呈するようになりました。明治29年には、福井県、富山県などから約300戸が団体移住し、以来農業も盛んとなり、昭和に入ってから、羽幌炭鉱が開鉱、一時は人口も3万人を超えました。
しかし、炭鉱はエネルギー革命の波に洗われて昭和45年に閉山、現在は水稲耕作を中心とする農業と、カレイ・マス・エビ・アワビ・コンブなどの沿岸漁業、スケトウ・イカ釣り・エビなどの沖合漁業による漁業が主産業となっています。農耕地は、町域の北部を西流する築別川、南部を流れる羽幌川の下流々域に開けています。また水産加工を中心とする食料品製造業、木材木製品製造業なども盛んです。
町域内の離島、天売島・焼尻島は、天売焼尻道立自然公園に含まれ、近年は離島ブームによって訪れる観光客も年々ふえています。
特産・おみやげ うに塩辛・干わかめ・こんぶ・干のり・干こなで・するめ・各種くんせい
[関連リンク]
羽幌町のHPへリンクします