室青塚(むろあおづか) 室青塚の起源を想像するに、高句麗・渤海国使らの室漂着と、彼らのうちの者の死去そして埋葬が想像される。室は、彼らの来着があった事が充分に考えられるところでありムロの名そのものが来着津の可能性を伝えるものである。 そして築かれた塚(古墳)は、歴史の経過とともに忘れ去られ、青塚の地名とともに現在の青塚がのこされた。 また、江戸時代末期、慶応年間には鯨の捕獲とその慰霊を行う祠が青塚頂に設けられていた。これら祖先から伝わる室青塚は本町において極めて重要な史跡であり保存に務めなければならない。【内灘町室】
室青塚
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