平成22年度第2回内灘町環境審議会が下記のとおり開催されました。
【目的】 環境の保全に関する基本的事項及び重要事項を調査審議することなどを目的とする。
1.日 時 平成23年3月25日(金) 10時〜11時30分
2.場 所 内灘町役場 3階 301会議室
3.出席者 委員11名、事務局4名、コンサルタント3名
4.議事内容
(1)開会(早川会長)
議件(説明:事務局)
1)内灘町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)について
2)その他
@平成23年度環境政策課事業について
A自転車シェアリングシステムについて
B生物多様性の保全に向けた実態調査について
○議事、質疑応答
【内灘町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)について】
(委員)
実行計画の推進体制に議会が記載されていないのはなぜか。
(事務局)
町民についての記載があり、議会はその代表として認識している。
(委員)
日常における地球温暖化対策のチラシを全戸配布してはどうか。
(事務局)
概要版については多少製作するが、全戸配布のチラシについても検討したい。
(会長)
計画内容を分かりやすく人目に触れやすいように工夫し、皆さんが実行して推進してくようPRしていくことが大切である。
(委員)
計画の概要版(案)は普及のために配布されるものである。分かりやすいように、計画の基本理念について及び家庭の電力消費量についての説明を追加してはどうか。
(委員)
概要版(案)に公共交通機関の利用についても説明を追加してはどうか。
(事務局)
概要版については指摘事項を修正する。
(会長)
審議の結果、実行計画(本編)について原案どおり承認する。
【その他】
@平成23年度環境政策課事業について
(委員)
エコエネルギーシステム設置費補助金の中に、太陽光発電システムへの助成があるが、税制上の取り扱いはどうなっているのか。
(事務局)
事業者の設置の場合は償却資産となるが、家庭用の場合は影響しない。
(委員)
生ごみ処理器(機)助成金の中に、住宅用ディスポーザ排水処理システムへの助成があるが、以前住宅用ディスポーザは下水道に悪いという理由から良くないと聞いたことがあるが大丈夫なのか。
(事務局)
あくまでもゴミの減量が目的である。設置については内灘町ディスポーザ排水処理システム取扱要綱に基準があり、下水道に影響がないと認められるものに限られる。
(委員)
内灘町は河北潟に熱心であるが、環境に配慮した親水空間創造事業及び河北潟UFO事業をどう位置づけているのか。
(事務局)
河北潟UFO事業は総務省のICTを活用した事業であり、太陽光発電システム・環境センサー(水質等を測定しインターネットで公開)・噴水を備えた機器を湖面に設置する。また、同時に蓮湖渚公園に親水空間を造ることで、一帯を住民の憩いの場と環境啓発ゾーンとし、河北潟環境のシンボルとしたい。
A自転車シェアリングシステムについて
(事務局)
今回の調査を参考に、今後試行的に実施していきたい。
B生物多様性の保全に向けた実態調査について
(委員)
失われていくニセアカシアについて、町の財産として保全を考えてもらいたい。
(事務局)
枯死に伴う松への植替えが進んでいるが、町としてどこかに残していきたい。
(会長)
厳しい財政状況の中、国や県の補助事業等を今後も有効活用し、事業の推進・PRしてもらいたい。
(5)閉会(事務局)
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