近年内灘町では、猫に関する苦情やトラブルが増加しています。そのほとんどが、野良猫にまつわる問題です。大きな要因は、飼い猫が捨てられたケースや避妊・去勢していない飼い猫が屋外を自由に行き来し、繁殖するケースが考えられます。そしてそのような猫が毎年多く保健所に引き取られ、殺処分されています。
このような不幸な猫を少しでも減らし、周辺環境への悪影響をも軽減するため、飼い主の方は次のことを心がけてください。
●避妊・去勢手術をする
- 猫はとても繁殖力のある動物です。むやみに繁殖させることが捨て猫や野良猫を増加させます。
- 手術をすれば、感染症や発情によるトラブルがなくなります。
●家の中で飼う
- 手術をすれば、発情もなくなり、穏やかに。
- 「猫は外で飼うもの」という考えは間違いです。外に出ると病気に感染したり、交通事故に遭ったりするので、ストレスも大きくなります。
- 近所の庭に入って、ふん・尿をしたり等の迷惑をかけることがありません。
●最後まで大切に飼う
- 動物を捨てることは犯罪です。「動物愛護及び管理に関する法律第44条第3項」により愛護動物を遺棄した場合、100万円以下の罰金となります。
●身元の表示をする
- 万一室内から逃げ出した場合でも、発見されるのに役立ちます。屋内飼養でも迷子札を着けましょう。
[関連リンク]
環境省/住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン
[関連書類] ※ダウンロードできます。
犬・ねこ等に関する資料(法律・基準)
ねこを飼っている方へのお願い(石川中央保健福祉センター)
[暮らしの分類]
ペット・動物