生ごみ処理機でできた処理物は、そのままでは堆肥として使用することができません。さらに熟成(2次発酵)させる必要があります。 この熟成という過程は大変重要で、熟成が不十分なまま処理物を植物の入った土壌に投入すれば、土壌の中で酸素を奪って植物に有害なガスを発生したり、熱を持ち植物の根の呼吸作用を妨げて、植物にとって有害なものとなってしまいます。
生ごみから堆肥を作ろう!
- 生ごみ処理機から取り出した処理物を、プランター等の容器内に入れる。
1の容器に、2〜3倍の量の園芸用の土と少量の水を入れ混ぜる。
※水は全体を湿らせる程度が目安
- 夏場は約1ヶ月、冬場は約2ヶ月、風通しの良い日陰で熟成させる。
強い悪臭が出ていないことを確認できれば堆肥の完成。
※熟成中に表面が乾燥したら、全体を湿らせる程度の水分を入れ、かき混ぜてください。
※熟成中に表面にうっすらかびが生えてきたらかき混ぜる。かびも立派な微生物の一種です。処理物に残存している有機物の分解の手伝いしています。
庭で熟成する場合 植物の周辺の(絶対に)根に触れない場所で軽く土を掘り起こし、処理物を適量まいて、その上から土をかけます。少量の水をかけてください。2週間〜1ヶ月で自然に堆肥になりますので活用してください。 |
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